早めにCS進出を決められたことで、疲労のたまっている選手を休ませることができ、コンディションを整えて決戦に挑む。チーム状態はシーズンが進むにつれて上向いており、ビジターとはいえ、良い勝負が期待できるだろう。
この数年は少ない得点を継投策で守り勝つ野球だったが、今季は少しスタイルが変わった。リーグ2位のチーム本塁打(119)が表すように、一発で得点できるのが強みだ。また、得点パターンが確立されたことも大きい。
西川遥輝、
中島卓也の一、二番が出塁して足を生かしてチャンスメーク。三、四番の
陽岱鋼、
中田翔がかえすのが、得意な形である。残った走者を五番以降の下位打線が高い確率で得点につなげている。長打力のあるミランダが不調のため、調子のいい
小谷野栄一、
近藤健介、
谷口雄也の起用が濃厚だ。
投手陣は今季チーム最多11勝の
大谷翔平が第1戦を任されるのではないか。第2戦で打席に立つのは難しいが、3戦目にもつれた場合はDHでの出場が見込まれる。第2戦は経験豊富なメンドーサを差し置き、
オリックスと相性のいい
上沢直之が抜てきされる可能性もある。中盤までに・・・
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