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東京ヤクルトスワローズ

 

好スタートを切れそうな今季。復帰組にも期待大!





GOOD シ烈な定位置争いでチーム力アップ。投手、野手ともに調整は順調
BAD 主砲・バレンティンが開幕に間に合わず長打力にマイナス

 今年までのコマ不足から脱却できそうな予感だ。キャンプ中は、ケガによる長期離脱を未然に防ぐことを目的に、少々の痛みでも別メニュー調整をさせる選手もいたが、その後無事に全員戻っており、当初の予定通りの布陣で開幕を迎えられそうだ。

 投手では、小川、石川、成瀬、杉浦が開幕先発ローテーションを決め、今季から本格的に先発転向した石山もほぼ決定的。杉浦は3月15日のオープン戦で右スネに打球を当て第3戦目こそ黄信号だが、大事に至っていないことが救いだ。そして最後の一枠は右肩手術からの復帰を目指す由規、古野、八木、村中恭兵木谷良平らが争う。また、リハビリ中の館山昌平も順調にいけば7月に復帰の予定で、投手層はさらに厚くなる。リリーフ陣は秋吉、山本、松岡健一らを筆頭にルーキーの竹下、土肥寛昌らが開幕への生き残りをかけアピールしている。抑えは新助っ人のオンドルセク、バーネットでほぼ決定的でそれぞれが能力を発揮すれば強力な投手陣と言える。

 野手陣は昨年のメンバーが健在で、仕上がりも上々。真中監督はすでに一番・山田、二番・川端、三番・バレンティン、四番・雄平のジグザグ打線を明言している。昨季三番を打った川端だが、二番に回ることで最多安打・山田との勝負を避けられないようにするのも目的だ。足のある山田が出塁すれば、一打で一、三塁とチャンスを広げることもでき、初回から大量得点も見込める打線となっている。四番の雄平は・・・

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