週刊ベースボールONLINE


12球団「4番」事情!セ・リーグ編

2015年5月25日(月) 21:00 

ペナントレースが開幕し、間もなく2カ月が経とうとしているが、チームの大黒柱とも言える四番はしっかりと固定され、定着しているのだろうか。過去5年間の四番起用一覧とともに、四番定着度、そしてチームにもたらす影響を探っていく。
表の成績は四番として先発した際の成績。

巨人・指揮官も頭を悩ます“四番”不在




 巨人の四番を「聖域」と語ったのは、現役時代に1066試合(川上哲治長嶋茂雄王貞治に次いで4位)で大役を務めた原辰徳監督だったが、その指揮官が頭を悩ませている。優勝を争うチームには古くはV9時代の長嶋、最近では07年から09年まで3連覇した李承やラミレスのように、絶対的な四番の存在があるものだが、3連覇中の現在の巨人にはこの「絶対」が存在しない。

 13年こそ、前年に2冠(打率、打点)の阿部がらしい働きを見せたが、100通りを超える打順の組み替えを行った昨季からここまで、7人を起用。第79代のアンダーソンから第83代の中井大介まで、新たに5人が『読売巨人軍四番打者』の系譜に名を連ねた。

 特に今季は四番・阿部が4月18日に左太もも肉離れで早々に離脱。代わりに据えた新主将の坂本勇人(第82代)も、直後に登録抹消となり、その後は中井1試合、大田泰示が10試合を任された。5月13日の阿部、坂本同時復帰以降は坂本が戻ったが、打率は2割にようやく届く程度で頼りない状況。指揮官が「理想」と語った村田も低迷中とあれば、頭を悩ますのも無理はない。今春季キャンプから「四番候補」と期待され、先の10試合で打率.395を打った大田であれば、まだファンも納得すると思うのだが、果たして。

第82代を務める坂本勇人。ケガによる離脱もあったが、主将で四番・ショートの重圧からか打率は2割台と低迷している



阪神・FA選手と助っ人に頼り切り




 2004年から金本知憲が四番を務めてきたが、10年以降は新井貴浩が大役を務めた。2人とも・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

プレミアムサービスに登録すると、週刊ベースボールONLINEのすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

関連情報

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

新着コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング

コラムを探す

週刊ベースボール

バックナンバー