1年目から狙うは悲願成就。ラミレス体制で化学反応の予感
中畑監督から
ラミレス監督へとバトンは引き継がれた。新監督は球団初のCS進出、そして1998年以来のリーグ優勝を1年目から狙うつもりだ。
投手陣の軸は2015年のシーズン終盤と大きな変わりはない。久保、井納、山口の右3枚、石田、砂田の左2枚を中心に先発ローテを回す予定だ。3人の右腕は15年に大きく期待を裏切っており、それぞれ雪辱に燃えている。彼らがクオリティ・スタート(6イニング以上を投げ自責点3以内)で試合を作ることができれ7回エレラ、8回三上、9回山崎康の勝ちパターンも見えてくる。
他球団と比較すると先発陣が充実しているとは言い難いのが現状だが、先述の戦力を“球界最年長”となる兼任コーチの三浦がメンタル面でも支え、今永、熊原の大学出身ルーキーが先発として計算が立てば、Aクラスも射程圏に入るだろう。
攻撃面でカギを握るのが、新助っ人のパフォーマンスだ。ラミレス監督の構想では、梶谷を二番に置く攻撃的な打線を思い描く。そのためには新加入の
ロマックが梶谷に代わり三番の仕事をこなすことが前提。四番・筒香、五番・ロペスは不動だけに、三番を任せられる新戦力の見極めが急務となる。
課題であり、のびしろがあるのが・・・
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