広島・緒方孝市監督と鈴木誠也の「神ってる」が流行語大賞に選ばれるなど、今年は例年以上に野球界のコメントが話題となった1年だった。真剣勝負のなかで生まれた名言や迷言、思わずこぼれた本音など、男たちはいくつもの「言葉」でわれわれを惹きつけてくれた。 「奈良の智弁学園も、少しは分かっていただけたのでは……」 系列兄弟校の智弁和歌山高が春夏を通じ3度の甲子園制覇を遂げており、心中穏やかではなかった。今春センバツ、悲願の頂点に立ち、OBの小坂将商監督は“本家”としてのプライドを口にしたのだ。
「燃えていた!燃えてゲームをやっていた」 明大は2013年は亜大、14年は駒大に神宮大会決勝で惜敗。11月中旬の寒さの中、善波達也監督は一人、自ら半袖のアンダーシャツを着て陣頭指揮・・・
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