「全力で腕を振ってくるから、キレがあり、食い込んでくる」
落ちる変化球というのは打ちづらい。とらえるには1点しかないので。だから、曲がり方はすごく重要です。伊藤智(伊藤智仁、元ヤクルト)は2つの曲がりを使っていました。小さく曲がるものと大きく落ちて曲がるもの。バッターにとっては後者にとても苦労させられました。
また、遅い曲がりであればある程度対応できますが、やはり伊藤智のようにスピードがあって曲がるというのは厄介。ヘッドスピードを速くしなきゃいけないとか対策を立てるわけですが、単純に考えれば曲がる前に打てばいい。初対戦のときもそんなことを考えていました。
1993年6月9日の試合(金沢)です。ご存じの方も多いと思いますが、この試合でチームは・・・
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