31年ぶり2人目となる日本人メジャー・リーガー、野茂英雄が誕生したのは平成7年(1995年)のこと。以降、世界最高峰の舞台でプレーした日本人選手は、平成30年の今年までに56人を数える。移籍の流れや日本での実績など、バックグラウンドはそれぞれだ。夢を追い求めた男たちの挑戦の軌跡を平成年代別に辿ってみよう。 写真=Getty Images ※成績は平成30年シーズンまで ※所属表示はメジャー1年目の球団 大谷翔平[エンゼルス]MLB通算1年 打者通算成績104試93安22本 61点10盗、打率.285 投手通算成績10試合4勝2敗0H0S 51回2/3、19失点、防御率3.31
プロ野球経ずメジャーに挑戦する選手も出現
平成も20年代になると、メジャーへ挑戦する理由が「あこがれ」から「実力を試す」場所へ変化してきた。 平成21年(09年)、またもメジャーにあこがれる男たちが海を渡った。
巨人からオリオールズに移籍した
上原浩治や
中日からブレーブスに入団した
川上憲伸は、日本で数々のタイトルを獲得し自身の力を実証した上で、あこがれのメジャーで自分がどれくらい通用するのか、という夢舞台への旅立ちだった。
一方で、新しいメジャー移籍があったのもこの年・・・
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