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新天地に懸ける男

DeNA・田中浩康 1分、1秒を 噛みしめて 「チームの戦力になること、勝利に貢献すること。その2つに集中したい」

 

ゴールデン・グラブ賞1度、ベストナインは2度獲得、現役では最多犠打数を誇る手練れが新たな一歩を踏み出す。田中浩康DeNAの若手のお手本として、逆に本人も刺激を受け相乗効果でチームを上昇気流に乗せてくれるだろう。
取材・構成=滝川和臣、写真=井田新輔、BBM


新天地での意気込み、ラミレス監督との再会


2005年のプロ入り以来、12シーズンを過ごしたヤクルトを離れ、DeNAで心機一転スタートを切る。背番号「67」は自分で選んだ。入団会見では、「(背番号は)直感で選びました。理由は心の中にしまっておきたいと思います。心の中っておかしいですかね?胸の中かな?すいません、カッコつけて失敗するタイプなんで」と笑いを誘った。今回の移籍でラミレス監督と久しぶりに同じチームとなる。しかし、かつてのチームメートから、監督と選手という関係だ。

──入団会見を終えられてどんな気持ちですか。

田中 プロ野球選手として再びプレーするチャンスをいただきました。チームの戦力になれるように頑張りたいです。うれしい気持ちと自分への期待感が入り混じったような気分ですね。

──DeNAというチームについてどんなイメージを持っていますか。

田中 若くて生きのいい選手が多く、個々の能力が高い印象です。来季から彼らと一緒にプレーできることが楽しみですし、僕自身も・・・

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