5回まで両チームの先発が好投する中、6回裏無死一塁から福留が決勝となる2ラン/写真=前島進
朝10時、ライトからレフトへ外野フェンス沿いにゆっくり走る。「歳だから体をほぐさないと」とはにかむ40歳の四番・
福留孝介。ベテラン陣は若手より遅めでの練習スタートでも問題ないが、若手よりも少し早くグラウンドに出て、体との会話を始める。毎試合前に行うルーティンだ。
雨予報のこの日、バックスクリーン最上段にある国旗、球団旗がまったく靡かない。シーズン中、何度もライトからレフトへ吹く甲子園特有の浜風に泣かされてきた。だが・・・
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