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データで解析 野球の謎!?

平野佳寿はフォーシームとハイレベルなスプリットで高低のピッチトンネルを構成している

 

野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第24回のテーマは「ダイヤモンドバックス・平野佳寿のピッチング」だ。

MLB屈指のスプリットを低めにコントロールし高低の揺さぶりを使っている。平野は質の高いスプリットを効果的に駆使している/写真=Getty Images


フォーシーム&スプリット2球種だけで組み立てる


 今回は今季からMLBに活躍の場を移しているダイヤモンドバックスの平野佳寿投手の投球を分析していきましょう。リリーフで73試合登板、4勝3敗2セーブ、防御率2.09と素晴らしい成績を残しています。

 NPB時代からの大きな変化は球種割合です。オリックス時代の昨季はフォーシーム52%、スプリット41%、スライダー6%、カーブ1%でしたが、MLBでは・・・

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