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ロッテ・清田育宏に求められる安定したパフォーマンス

 

清田は昨季に続き低空飛行が続く


 8月を終えてわずか59試合の出場で、打率.214。清田育宏の今季ここまでの成績には、誰もが物足りなさを感じているだろう。

 スタートからつまずいたプロ8年目だった。2月26日の巨人とのオープン戦(那覇)。守備でスライディングキャッチを試みた際に左肩を脱臼した。懸命なリハビリで開幕にこそ間に合わせたが「もう一回外れたら手術と言われた」というほど深刻なケガでもあった。

 しかし、打撃面の不振は深刻で、4月17日に出場選手登録を抹消。それでも同28日に再昇格すると「打てなくても、大きく自分のタイミングで振ることを意識して」と徐々に調子を上げた。5月7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では今季1号をマーク。同24日にはようやく打率を2割台に乗せ、26日のオリックス戦(ZOZOマリン)ではサヨナラ打でチームを救った。だが、良い状態は長続きせず、6月19日に再び二軍行きを命じられてしまった。

 2015年には130試合に出場してリーグ4位の打率.317、15本塁打と大ブレーク。ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞も獲得した。本来はチームの主軸を担うべき存在である。伊東勤監督は「チームを引っ張っていってくれないといけない選手だが、波がある」と指摘。安定したパフォーマンスを発揮することが求められる。

 31歳。まだまだ老け込むには早過ぎる。8月24日、約2カ月ぶりにようやくまた一軍の舞台へと戻ってきた。巻き返しを見せる背番号1の姿を、ファンは待っている。

写真=大賀章好

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