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西武・今井達也 優勝へのキーマン!着実に成長曲線を描く20歳右腕/2年目の明暗

 

8月2日のソフトバンク戦で2勝目を挙げた今井


 ケガに苦しみ、若気の至りから謹慎という遠回りも経験したが、ついに才能を開花させつつある。

 今井達也の一軍デビューは6月13日のヤクルト戦(メットライフ)だった。定評あるマウンド度胸を披露し、1点は失ったが6回を5安打2四球、112球でまとめ、初登板、初先発、初勝利を記録した。

 だが、以後は4試合の登板は、プロの打者の高い壁に苦しんだ。自身3試合目となる6月30日の楽天戦(メットライフ)では、西武の前エース・岸孝之との新旧背番号「11」対決が実現したが、明暗はくっきり。楽天打線に打ち込まれ6失点。一方、岸は7回3安打無失点と圧巻の投球を見せた。

 降板後、指揮官は、「岸が良いお手本。帰ったら、彼の7回までの投球を(映像で)見てごらん」と諭した。真摯に受け止めた20歳は、部屋に戻り、「何度も見直した」と明かす。「投げミスが少ないことはもちろん、緩急がいかに大事か」を痛感した。さらに、土肥投手コーチからの「しっかり体幹や下半身、股関節を使って投げれば、自然とボールもブレない」とのアドバイスを生かし、7月21日の楽天戦(メットライフ)では3失点ながら及第点の投球。続く8月2日のソフトバンク戦(メットライフ)でも、7回5安打2失点の好投で2勝目をマークした。

「(菊池)雄星さん、多和田(真三郎)さんなど、ローテーションの中心投手からいろいろ聞いて、学んでいきたい。そして、追いつき、追い越し、ゆくゆくは2ケタ勝たないといけない」と語る今井。2年目の頼もしき新鋭が、近い将来のエース候補に一気に名乗りを上げてきた。

写真=BBM

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