福元淳史内野手がプロ5年目で初安打を放った。5月15日の
広島戦(マツダ広島)で今季初めて一軍昇格し、「二番二塁」でスタメン出場。5回一死一塁、大竹の速球を引っ張って右前へ運び、好機を拡大した。
「いつも大道(二軍打撃)コーチから教わっていた得意のケース」と笑顔。これがプロ2試合目の出場だった。中大卒業後に一度野球と距離を置きながら、2007年にNOMOベースボールクラブ入り。育成ドラフト4巡目で09年に
巨人入りし、12年6月に複数トレードで
ソフトバンクに移籍していた。同17日の
阪神戦(甲子園)ではプロ初打点。二番二塁定着を図ろうと、5月23日現在、打率.333と奮闘を続けている。