はるか夢球場
プロ野球が29年ぶりに青森県弘前市のはるか夢球場で開催された。6月28日、この地で初めて一軍公式戦(対
オリックス)を主催した
楽天は、これで東北6県を“全県制覇”することとなった。
弘前市運動公園野球場の愛称「はるか夢」は、2008年の北京五輪・女子ソフトボールで金メダルを獲得した地元出身で日本代表の齋藤春香さんの名にちなんで命名された。バックネット裏のメーンスタンドは高さ26メートルで、岩木山をイメージした三角形のユニークな形態。また、上空から見ると木箱にリンゴが詰まっているような光景をイメージして設計された。試合は3対2で楽天が勝利。1万3227人の観衆はプロの一投一打に酔いしれた。