7月5日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)に勝利し、
楽天が球団創設13年目にして通算800勝目をマークした。この日はいつもの本塁打攻勢ではなく、小技も利いた攻めを見せた。1対2と逆転された直後の5回、先頭のペゲーロ外野手の当たりは詰まった遊撃前のゴロ。それでも体重119キロの巨漢は激走し、間一髪でセーフとなった。これが今季15本目の内野安打。豪快な打撃に目が行きがちだが、全力疾走を怠らないのがこの助っ人の持ち味でもある。
そしてチャンスを広げると、
銀次のニゴロの間に同点。さらに
アマダーの犠飛で勝ち越した。梨田監督は「ああいうヒットで出塁するとつながってくる」と、ペゲーロの走塁を高く評価した。