就任3年目で初の前半戦2位ターンにも「1位に越したことはないけど」と笑顔で語った。7月12日に前半戦を総括した工藤公康監督。「みんなの頑張りでこれだけの貯金(23)がある。大きな連敗もなかった。移動も含めて大変なところをしっかりやってくれた」と故障者が続出した中でも健闘した選手たちを称えた。

　野手では上林や甲斐、投手では石川や松本裕などの若手の台頭があり、それを喜ぶ一方で「チームを支えているのはベテラン。しっかり成績を残し、頑張ってくれたのは大きかった」と感謝とねぎらいを示した。そして「後半はウチが上回ればいい」と強く意気込んだ。V奪回へ、勝負の夏が始まる。