7月11日の
ソフトバンク戦(ヤクオクドーム)、終盤の攻勢により逆転勝ちし、優勝した2013年以来4年ぶりの前半戦首位ターンを決めた。その立役者は
銀次内野手だ。4対4の同点で迎えた9回二死一、二塁の好機で、相手の絶対的守護神・
サファテから勝ち越しの中前適時打を放った。
「銀次の打撃は神懸っている」と絶賛したのは梨田監督だった。7月の打率は驚異の.567。通算打率は.3260で、この時点で首位打者のソフトバンク・柳田に一毛差と肉薄している。「いい意味で適当にいった。おかげで力が抜けた」と殊勲の男は振り返った。この日はエース・則本が3回までに4失点と劣勢。それでもあきらめない姿勢が最後に実った。