負の連鎖を払しょくできなかった。7月26日の
DeNA戦[甲子園]に先発したドラ2の
小野泰己投手。ここまで8度の先発も勝ちがなく、この試合でプロ初勝利を目指した。初回は三者凡退に抑え順調な立ち上がりを見せた。しかし、2回に五番の宮崎に死球を与えると3失点。結局5回6安打4四死球4失点で降板、6敗目を喫した。
「変化球を修正し切れずに、追い込んでからの決め球が甘くなってしまいました」と反省。
阪神の新人投手の開幕6連敗は1966年の
久野剛司以来51年ぶり2人目と不名誉な記録となってしまった。金本監督は「何か一つきっかけがあれば……」。次登板で勝ち運を自ら持ち込むつもりだ。