いよいよ大争奪戦の火ぶたが切られる。メジャー挑戦を表明した大谷翔平投手の移籍先が12月23日(日本時間)までに決まることになった。NPBとMLBの間で話し合いが進められていたポスティングシステムの新協定が日米間で合意。MLBの選手会の了承も得られ、12月1日(同2日)に開かれるオーナー会議での承認後に発効される。

　新制度になっても従来どおり、NPB球団が2000万ドルの譲渡金を設定し、支払う意思のあるメジャー球団のすべてが大谷と交渉できる。またFA権を持つ有力選手たちの移籍市場への影響を考慮し、「大谷ルール」で交渉期間は30日ではなく21日間に短縮されたことも明かされた。