新旧「背番号1」の共闘が実現する。2011年までヤクルトでプレーし、前メッツの青木宣親外野手が7年ぶりに古巣へ戻ってきた。「一緒にプレーするのは素直にうれしい」と歓迎するのは山田哲人内野手だ。ともに入団時に「背番号23」を着け、文句なしの活躍を見せてチームの“顔”とも言える「1」に昇格。15年オフの山田の契約更改時には青木がサプライズで登場し、「1」の“継承式”も行われた。移籍時、山田哲に背番号を譲った形となった青木は、再び入団時の「23」を背負う。

　昨年のWBCでは山田が一番、青木が三番に座り、世界と戦った。ヤクルトでもこの打線が実現すれば、最下位脱出への起爆剤になることは間違いない。