今季初となる引き分けだ。7月3日の
オリックス戦(京セラドーム)、4回に井上のソロで先制、5回に藤岡裕の中前適時打で2点を先行するも、6回に先発・石川が
ロメロに同点2ランを浴びる。石川はその一発だけで8回5安打2失点にまとめたが、試合はこう着状態となり、延長12回でも決着がつかず。2対2の引き分けに終わった。
だがミスを連発した攻撃陣に
井口資仁監督は渋い顔だった。9回無死一塁では清田が3バント失敗、代走の平沢がけん制死。10回も無死一塁で荻野貴が犠打を決められず、自ら勝機を逃していた。「ああいうところで失敗しているようでは追加点は取れない」と、指揮官の表情は険しいままだった。