かつてのクローザーが、投手陣再建に乗り出す。10月15日に
与田剛監督の就任会見が行われ、新指揮官としてまず着手するのが秋季キャンプだ。もともとは昨年同様に投手野手合同で、ナゴヤ球場で行う予定だった。しかし、投手出身の与田監督が分離キャンプを提案。一部の投手陣を、例年春季キャンプを行っている沖縄・北谷に連れていくつもりだ。
もちろん、沖縄で行うメリットは大いにある。気温が20度を下回る日も少なくない本州よりも、沖縄の気温ははるかに高い。体も動かしやすく、さらにケガ防止にもつながる。今季はリーグワーストの防御率で、38度の逆転負けを許した。この秋季キャンプを、投手陣再建の布石としたい。