目を潤ませ心境を明かした。年俸6億円(推定)の
金子千尋投手に対し、球団は野球協約が定める減額制限(1億円超は40%)を超える5億円ダウンの1億円を提示。11月20日に球団と3度目の話し合いも結論は出ず、退団の可能性も浮上した。
折り合いがつかないのは条件面ではない。「
オリックスが好きだからこそ、新しくなろうとしているチームにいていいのか。いることでマイナスになることもあるのでは。現役を続けていくことを考えても、自分の目標に一番近づける方法、環境を考えてみようという気持ちもある」と、時折、涙を浮かべながら心境を明かした。一度、自由契約となった上での残留も球団は認めているが、決断は果たして──。