1月8日、新人合同自主トレの初日を視察したラミレス監督は2019年の目標としてシーズン「90勝」を掲げた。監督に就任した16年からリーグ優勝するための目標を自身の背番号と同じ「80勝」に設定してきたが、過去3年はそのラインに届いていない(69勝、73勝、67勝)。にもかかわらず、勝ち星を上方修正した理由を指揮官は「今年は90勝して優勝する。この3年間、80勝を目標にしていたが、到達できなかった。目標をもっと高く設定すれば80勝もできるかもしれない」と説明する。

　そのためのキーマンにはドラフト1位右腕・上茶谷の名前を挙げ、「11勝以上、新人王」と期待とともに、ハッパをかけている。