文庫や新書からヒモの栞(しおり)が消えて久しいが(新潮文庫だけが孤塁を守っている)、ちくま文庫、新書からは紙のしおりさえ消えてしまっていることに気がついた。天下の筑摩書房がねえ……。
かなり前、書籍からヒモのしおりを取るだけで1円の節約になると聞いたことがあるが、しおりそのものがなくなってしまっては、これは困る。文庫、新書は単価が安いから1円でも惜しむのだろうが……。
しかし、紙の本というのは、アチコチ、行きつ戻りつの前進後退が絶対に必要である。そこで活躍するのがしおり。筆者などは、必要なときは3枚のしおりを挟み込む。
野球にも、しおりのような存在があるかな、と野球場を見回してみたら・・・
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