2013年社会人野球表彰 首位打者賞にENEOS・高橋
最優秀防御率賞は東京ガス・石川 ドライチ2人含む10選手が社会人ベストナイン選出 12月5日、日本野球連盟は2013年度社会人野球表彰の受賞者を発表した。1966年に制定されたベストナインは、選考委員会による1〜3次と最終選考を経て決定。各部門の個人表彰は2010年にスタートし、都市対抗、日本選手権、全日本クラブ選手権と、主要JABA11大会の成績位を対象としている。
ベストナインには、都市対抗史上51年ぶりの連覇を遂げたJX-ENEOSから2年連続受賞となる外野手・
井領雅貴(桐蔭学園)、今秋のドラフトでプロチームから指名を受けたJR東日本のエース・
吉田一将(日大、
オリックス1位)、日本生命の捕手・
小林誠司(同大、
巨人1位)、同じく日本生命の一塁手・
井上晴哉(中大、千葉
ロッテ4位)の3選手が選出された。チーム別では、都市対抗2年連続準優勝のJR東日本から投手・吉田、二塁手・
西野真弘(国際武道大)、松本晃(横浜商大)の3人が最多選出。松本は昨年に続く、2年連続の受賞となった。
ホンダの主将、三塁手の多幡雄一(立大)も2年連続2度目の受賞。アマチュア日本代表のキャプテンとして東アジア競技大会では金メダル奪取と、社会人球界を引っ張った。今秋の日本選手権で初の頂点に輝いた新日鐵住金かずさマジックからは、遊撃手の田中健(日大)が初選出され、ヤマハで四番を務めた外野手・柳裕太(日本文理高)、指名打者には日本製紙石巻から
伊東亮大(武蔵大)がそれぞれ初選出となった。
各部門表彰は、7勝を挙げたJR東日本・吉田が2年連続で最多勝利投手賞を受賞。首位打者賞はJX-ENEOSの高橋泰文(立大)、最優秀防御率賞は抜群の安定感を誇った東京ガス・
石川歩(中部大、千葉ロッテ1位)が受賞した。
社会人クラブチーム「WIENZ」が第1回トライアウトを開催 2014年に新たに発足する社会人クラブチーム「WIEN,Z」が12月22日にトライアウトを開催する。同チームは1977年の「WIEN BASEBALL CLUB」が前身で、94年に「WIEN,94」を結成。99年には全日本クラブ選手権を制している。クラブチーム界は現在「西高東低」と言われ、この現況を打破すべく22歳〜 25歳の若手選手を募集している。当日は野手部門を
高木由一氏、投手部門を
遠藤一彦氏が選考していく。
▼期日 2013年12月22日(日)午前10時〜12時
▼場所 JR東日本グランド(荒天の場合は室内)〒277-0825 千葉県柏市布施1121-7
▼募集対象 マネジャー2名、 投手/捕手/内野手/外野手(若干名)
▼募集レベル プロ野球イースタン・リーグの「フューチャーズ」。日本野球連盟登録選手は不可
▼コーチ打撃(野手)高木由一(前
DeNAコーチ)投手・遠藤一彦(元大洋)
▼応募資格2014年3月高校卒業以上(18歳) 大学卒業年次(浪人生も含む24〜25歳)
▼必要事項(お問い合わせ先)参加希望者は氏名/住所/TEL&FAX/携帯、メールアドレス/身長体重/ポジション/投打/生年月日/高校、大学の野球歴を入力の上、事務局長の山下康裕までメール(ya-su@jp.bigplanet.com)またはFAX( 03-6800-6567)にて。12月17日必着。なお、書類選考の結果を後日、事務局から連絡する。