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エンジョイ・ベースボールに「根性」と「闘魂」を注入


昨春から慶大を率いる大久保監督[左]は投手力アップへ、林助監督の手腕に大きな期待をかけている/写真=大賀章好


 11年ぶりに母校へ戻ってきた。グレー地のKEIOユニフォームに袖を通すと、林卓史助監督(正式就任は4月1日)は、自然と背筋が伸びた。

「着た瞬間に、ドキッとしますね。こうした機会を与えていただき、責任重大。現役のころと変わらず、自分ができることをしていきたい。助監督と言うくらいですから、大久保監督がやろうとしている野球が実践できるように、お手伝いしていきたい」

 就任2年目・大久保秀昭監督は昨年、200人を超える大所帯を一人で見てきた。優秀な学生スタッフの力を借りながらも、さすがに運営には限界があった。大久保監督は野手を中心に全体を統括し、林助監督には“投手コーチ”として、ブルペンを中心に見てもらうという。この1年間、懸案事項であった“参謀役”として林氏に要請したわけだが、今回は絶妙なタイミングでもあった。

 林助監督は山口・岩国高では3年春の甲子園に出場。慶大では巨人高橋由伸監督と同級生で・・・

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