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東都大学新入生

小山翔暉(亜大)が狙うは「打って走れる捕手」

 

二塁送球1秒79の強肩で、インサイドワークにも優れ、1年春からの出場を目指している/写真=井出秀人


「最高の環境」を選択し目指す4年後のプロ入り


 新たな捕手像を築こうとしている。小山翔暉は萩原中(愛知)時代、100メートル×4リレーで東海大会に出場した健脚の持ち主だ。現在も50メートル走を5秒8で駆け抜ける。本職の野球においてもU-15侍ジャパンの一員としてW杯に出場し、三塁手として及川雅貴(横浜高-阪神)らと準優勝に貢献している(愛知木曽川シニアに在籍)。高校進学に際し、北海道から九州まで80校近い勧誘から選んだのは東海大菅生高(東京)だった。「プロを目標にしていましたので、(元中日投手の)若林(若林弘泰)監督の下で頑張れば、夢が近づくのかなと思いました」。1年春の東京大会後には控えの外野手としてメンバー入りすると、同夏の甲子園に西東京代表として出場(背番号14)し、4強進出を遂げ、2試合でプレーした。2年春からマスクをかぶるも、同秋の東京大会は準優勝。センバツの有力候補校であったが、及川を擁する横浜高(前年秋の関東大会8強)との比較検討の末に選考から漏れた。3年春の東京大会制覇。「大本命」として挑んだ同夏の西東京大会だったが「そういう前評判からくる重圧もあり、力んだ部分もあった」と・・・

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