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巨人・原監督は来季で10年目(通算12年目)。名将の域に入りつつあるが、思い切って勇退の道もある。高橋由監督、井端ヘッドでは?

 

 後半戦が始まったが、今年は、もう2人の監督が現場から消えている。西武伊原春樹監督と楽天星野仙一監督。いまのところ、日本ハム栗山英樹監督の続投はほぼ確定しているようだが、さて、他球団はどうなるだろうか。

 現在、12球団で一番の長期政権は、巨人・原監督で、2度目の就任が06年だからもう9年だ。長嶋茂雄元監督(現巨人終身名誉監督)も2度目が9年だった(93〜01年)。原監督の続投はほぼ間違いないだろうから、ついに“ミスター超え”を果たすことになる。失礼な言い方になるかもしれないが原巨人がこれほどの長期政権になるとは想定外だった。02年の日本一は僥倖で、現役時代のバッティング同様、淡白な面が出て、そう長くは続かないのでは、と筆者は思っていた。

 しかし、指揮官・原は、粘り強いし、しつこいのである。また失礼な言い方になるが・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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