オフ恒例企画のリレートーク。第4回の今回、阪神・伊藤隼太からバトンを受け取ったロッテ・鈴木大地は、大学日本代表での思い出を語ってくれた。そして次回に指名したのは、一足先に日本一を経験した楽天のあの同級生だ。 第3回 伊藤隼太選手から鈴木大地選手へのメッセージは
こちらから! すずき・だいち●1989年8月18日生まれ、24歳。175cm79kg。静岡県出身。右投左打。桐蔭学園高から東洋大に進学し、世界選手権日本代表に選ばれるなど活躍。12年にドラフト3位でロッテ入団。1年目から62試合に出場すると、2年目の今季3試合連続三塁打などの活躍で遊撃手のレギュラーに定着し、チーム唯一の全試合出場を記録。初のベストナインにも選出された。 あのときは四番を打つのは隼太しかいなかったですからね。
あいつも責任感が強かったし、「少しでも前を向いてプレーできるように」と思って声をかけたことは覚えています。
それまでずっと悩んでいたけど、確か最終戦であいつが代打で出てタイムリーを打って、試合に勝ったことがあった。そのときはうれしかったですね。大学で一緒にやっていて、仲もいい選手なので、リーグは違うけどいずれはセ・パを代表する選手として2人が注目を浴びることを目標にしています。
さて、僕が次に回すのは、楽天の
岡島豪郎です。大学4年のときに代表選考会の合宿で一緒になってからの仲ですね。そのときにはあまり話をしていなかったのですが、『いい選手だな』と思って見ていました。
プロに入ってから球場で少しずつ話をするようになったかな。今年の成績については、楽天が優勝できたのはあいつが一番に定着したことが大きいと僕は思っています。打席に入れば絶対に塁に出るし、追い込まれても粘るし……。
同じ大卒選手で左打者として刺激を受けるし、負けられない相手。侍ジャパンにも選ばれていたし、そういう大舞台でいずれは一緒に戦いたいですね。「オフにご飯でも行こう」とこの場を借りて伝えておきます(笑)。
おかじま・たけろう●1989年9月7日生まれ。群馬県出身。177cm82kg。右投左打。関東学園大付高から白鷗大を経て12年ドラフト4位で楽天に入団。2年目の今季はヒジ痛で出遅れたが、外野手として出場機会を増やし、夏場から一番・右翼に定着。楽天初の日本一に貢献した。2013年の成績は79試合出場、打率. 323、1本塁打、13打点、3盗塁。