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野球浪漫2018

楽天・今江年晶 野球少年のような笑顔で 「迷ったら前に進もう」

 

2015年オフにロッテから楽天へFA移籍し、3年目を迎えた。これまでは故障続きで本領を発揮できないままだった。だが、今季は違う。最下位に低迷するチームの中で、ようやく放った存在感。35歳となったが、まだまだ健在であることをアピールする。
文=阿部ちはる 写真=川口洋邦、BBM


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 4月21日のオリックス戦(楽天生命パーク)でクローザー・増井浩俊から放った一発は、今江年晶の通算100号となった。17年目で迎えた節目。だが本人は手放しでは喜べなかったようだ。「ちょっと恥ずかしいというかね。周りの人からは『まだ100号だったんだ』と言われましたから。やっとって感じです」。ただ、ロッテから楽天への移籍後、ケガに苦しみ続けてきたベテランは、その一発を復活への号砲といわんばかりに今季はチームの主軸へと返り咲き、その存在感を見せつけている。

 勝負強さも健在で、「打順は気にしたことないです」と言うが、四番に座った46試合で43安打20打点。チャンスではやはり、期待せずにはいられない。ロッテ時代には日本シリーズMVPを2度獲得し、ゴールデン・グラブ賞にも4度輝くなど、勝負強さと実績を兼ね備えたヒットメーカー。どん底の2年間を経て、本来の姿を取り戻し始めた。さらに、練習中も若手に引けを取らないほどの声を出し、大きな笑顔を見せる。今江はいま・・・

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苦悩しながらもプロ野球選手としてファンの期待に応え、ひたむきにプレーする選手に焦点を当てた読み物。

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