普段どおりで十分すごい菅野智之投手
堂々たるピッチングで危なげなしの大記録だった
別格の力
セ・リーグのCSファーストステージ。10月14日(神宮)、対ヤクルト第2戦の巨人・菅野智之選手のピッチングは圧巻でした。
ヤクルト打線は青木宣親選手を故障で欠き、やや調子を落としていた選手もいましたが、重圧のかかる大舞台でノーヒットノーランはさすがです。私もドラゴンズの現役時代、野口茂樹君、バンチ(メルビン・バンチ)、川上憲伸君とノーヒットノーランの試合で守ったことがありますが、試合終盤になるとわれわれ野手もかなりプレッシャーがかかります。特に緊張するのは、まだ走者が出ていない、完全試合で来ているときです。エラーも許されないわけですからね。投手には申し訳ありませんが、「早くフォアボールでも出してくれないかな」と思ったこともあります。
菅野選手は、いまの球界の中で別格の力を持っています。もともとの特徴でもありますが・・・
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立浪和義の「超野球論」
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そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。
