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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第35回「やったぜ!ホームラン王」

 

セの表彰式です。中央は浩二さん。同じタイトルの僕はなぜか右端ですね


最後2試合でついに並ぶ


「チャンスがあるうちはあきらめてはいけない」(by野村克也)

 う〜ん、さすがノムさん。自己啓発書じゃないけど、心に響く言葉はシンプルなものです。

 前回も書きましたが、1983年は、言葉の力を感じたシーズンです。テレビで見ていた解説者時代の野村さんの言葉を聞いて、あきらめていた目標に対し、もう一度、頑張ってやってみようかと思いました。

 一時13本差がついていたホームラン王争いです。前回も書いたように、そう思ってやったら、本当にぐんぐんとトップにいた広島山本浩二さんとの差が縮まりました。

 終盤に来て浩二さんに1本差、もう1人、追い上げてきた阪神のバースと並んだところまでが・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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