いよいよ迎えるシーズン開幕。ここからは野球解説者15人が、投手は勝利、ホールド、セーブ数、打者は打率、本塁打数、盗塁数のトップを大胆予想。その上で編集部が投、打、走の主役をあぶり出す。鉄板中の鉄板もいれば、意外な人選も? そのラインアップを見ていこう。 【パ・リーグ編はこちら】 ※年齢は2022年の満年齢 【予想していただいた野球解説者(敬称略、50音順)】礒部公一、伊原春樹、井端弘和、大久保博元、川口和久、斉藤和巳、里崎智也、白井一幸、達川光男、野村弘樹、平野謙、星野伸之、真中満、谷沢健一、藪恵壹 「投」の主役[先発部門] 巨人・菅野智之
「200イニング」をクリアすれば 昨季6勝に終わった悔しさを晴らすべく、オフから末端の感覚を研ぎ澄ませながらコンディションを整えてきた。5年連続8度目の開幕投手も通過点、今季こそは先発ローテの軸としてフル回転する。目標に掲げるのは「200イニング」。昨季終盤のように状況次第では登板間隔が詰まることも考えられ、十分に現実目標。そこをクリアすれば「間違いなくいい数字がついてくる」と、勝ち星をはじめハイレベルな成績が期待できるはずだ。以下は最多勝の推しコメント。
【推薦コメント】 ・「打線に打ってもらって勝つ」(大久保)
・「昨季6勝止まりは悔しいはず。体調万全でリベンジへ」(谷沢)
・「力は落ちているが、チームに力があるから最多勝の可能性もあり」(白井)
・「実績に加え、去年よくなかった分、投手は1年置きが多いので」(平野)
・「ライバル多いが実績がものを言う」(礒部)
・「今年はやってもらわないと困る。26試合で13勝くらいのペースで」(藪)
「打」の主役[スラッガー部門] 巨人・岡本和真&ヤクルト・村上宗隆
岡本和真 チームをけん引する四番打者 2年連続で本塁打王と打点王の2冠。当然、
巨人の四番が3年連続となるタイトル獲得の本命になる。3年連続で打率2割台だが、確実性を上げることができれば史上最年少の三冠王さえ視野に入るだろう。キャンプでは率先して若手の先頭に立つなど、チームをけん引する立場の自覚も芽生えてきた。スキが生じるとすればシーズン終盤に優勝争いが佳境に入った際、チームファーストの姿勢で一発よりも打点に比重を置く可能性があることか。
【推薦コメント】 ・「昨年で大きく成長した」(川口)
・「打率が上がっていけば・・・
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