今季の新助っ人以外の外国人は39人。インタビューに答えてくれたマクガフ(ヤクルト)とY.グラシアル(ソフトバンク)以外の37人の活躍ぶりを名鑑として一気に紹介しよう。2年以上在籍している球団が一人もいないところもあるなど、読めば意外な事実が見えてくるかも……。 写真=BBM ※成績と年齢は5月15日現在、在籍年数は支配下年数 ※Eはイースタン成績、Wはウエスタン成績 【2年目】コルニエル[広島/投手]
2022年成績 2試合0勝0敗0S0H、出場なし3回5振4自責、防12.00 NPB通算 52試合1勝2敗0S10H、64.1回84振30自責、防4.20 NPB歴代2位! 165キロの快速球 目いっぱい投げ込まれたストレートで、文字どおり打者をねじ伏せていく。2021年の春季キャンプでは育成選手ながら一軍キャンプに。アピールを重ねて開幕前に支配下昇格を果たすと、その投球はマウンドに上がるごとにパワーアップ。6月20日の
DeNA戦(東京ドーム)では、
大谷翔平(当時
日本ハム)に並ぶ、当時の日本球界最速となる165キロを記録した。最高にして最大の武器を生かすためにも安定感が不可欠。
【2年目】サイスニード[ヤクルト/投手]
2022年成績 5試合2勝0敗0S0H、26.1回21振13自責、防4.44 NPB通算 18試合8勝2敗0S0H、95回90振39自責、防3.69 サイスニード●29歳/右投右打/193cm97kg/アメリカ・ネバダ州出身/ヤクルト21〜=2年目
手先が器用なパワー系右腕 今季初登板となった4月5日の
中日戦(神宮)は3回5失点も、12日の広島戦(松山)では6回6奪三振1失点の好投を見せるなどここまで2勝を挙げている。150キロ超えの直球に、スライダー、チェンジアップ、カットボール、カーブと豊富な変化球を織り交ぜて打者に的を絞らせない。右打者に痛打を浴びる場面が多いが、左打者に対しては被打率1割台と安定。先発ローテーションの一角を任されている。
【2年目】サンタナ[ヤクルト/外野手]
2022年成績 10試合12安打4本塁打10打点0盗塁、打率.343 NPB通算 126試合120安打23本塁打72打点2盗塁、打率.295 手術を終えてリハビリに励む 阪神との開幕3連戦(京セラドーム)では3本塁打8打点、3試合連続決勝打の活躍で最高のスタートを切った。しかし、下半身のコンディション不良で4月7日に登録を抹消されると、14日には再検査のため帰国。26日には左半月板のクリーニング手術を行った。再来日の時期は未定で、初期段階のリハビリを終了した時点で日本でのリハビリ継続について協議検討をしていくと発表された。
【2年目】オスナ[ヤクルト/内野手]
2022年成績 37試合30安打3本塁打14打点0盗塁、打率.217 NPB通算 157試合151安打16本塁打74打点3盗塁、打率.249 復調が待たれるハッスル・プレーヤー 5月6日の
巨人戦(東京ドーム)で放った3号ソロは看板横に直撃する特大弾。持ち味のパワーを披露しているが・・・
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