ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 国鉄時代から今も野手が背負い続ける『1』。通算2173安打、打率.319の記録を打ち立てた若松勉が入団2年目から18年間着け続けたその番号は“ミスタースワローズ”の称号とともに継承されている。
1989年限りで若松は現役を引退。「背番号1を永久欠番に」という声も上がり、2年間は空位となっていたが、92年より「ブンブン丸」こと
池山隆寛が新たに背負った。入団4年目の87年にショートの定位置を獲得すると、88年から4年連続で30本塁打をマーク。『36』から『1』へ変更したこの年も30本のアーチを描き・・・
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