ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 ほかの球団のように長く投手が着けてきた、野手が着けてきたという伝統は
阪神にはない。例えば『22』と言えば、守護神・
藤川球児を思い浮かべるはずだが、オールドファンは3代目、ミスタータイガースで捕手の
田淵幸一が真っ先に出てくるはずだ。
岩貞祐太が今年から背負う『14』にしても投手の
能見篤史や、二塁手の
中村勝広が着けた。『16』の場合は、野手はレジェンド級、投手は一流どころが着けてきた。まずこの番号を大きくしたのは、名三塁手と謳(うた)われた三宅秀史だ。1950年代後半から・・・
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