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なぜロッテはファンを夢中にさせるのか MARINESが愛される理由

<Editor’s column>勝ったり、負けたり、人生はマリーンズだ

 

笑って、泣いて、喜んで。人生は初芝だ[いや、違う]。2005年9月22日のソフトバンク戦[千葉マリン]の代打・初芝の死球[写真]


 何とも不思議なチームである。

 今季、15試合で4引き分けを含む11連勝を記録したかと思ったら、その直後の11試合では2勝9敗。連勝もすれば連敗もする。強いのか弱いのか、さっぱり分からないのがマリーンズというチームだ。

 そもそも、連勝のNPB記録は1960年の大毎(ロッテの前身)の18連勝(54年の南海と並ぶタイ)。同じく、連敗記録も98年のロッテ。18連勝も18連敗もするチームなのだ。勢いづいたら止まらないお調子者のチームのようであり、ジェットコースターのように上がったり下がったり、ファンをわくわくさせてくれるチームだとも言える。いや、野球の成績が下がっているときはわくわくしないか……。

 思い出すのは、2005年秋の2つの出来事。

 首位・ソフトバンクを追いかけていた千葉マリンでの直接対決4連戦の4試合目だった9月22日・・・

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