開幕まで2週間を切ったが、巨人の開幕先発ローテーション争いに異変が生じている。明暗が分かれた巨人投手陣の1週間をリポートしよう。 
3月14日の阪神戦の登板後、二軍降格が決まった高橋優貴。再度、6番手入りを目指す
高橋優貴が二軍降格
原辰徳監督は手厳しかった。3月14日、阪神とのオープン戦(甲子園)に先発した高橋優貴は、注目のルーキー・
佐藤輝明にソロを許したものの、5回を投げて65球3安打1失点にまとめ、開幕先発ローテーション入りに大きく前進したように思われた。しかし、「あまりにも逆球が多かった。スタミナの部分もいまひとつ。1回ファームに落とします。彼はどこかでローテーションを任すことになっていたんですけど、ここで一旦(いったん)、白紙に戻す。6番目の男が、空白になったということです」と試合後に
宮本和知投手チーフコーチが明言。原監督も「まだほかに適任者がいるのではないかと。比べる状況ですね。(高橋は)秀でてはないということでしょうな」と容赦なし。
ここまで投手陣の整備は比較的順調だったと言っていい。3月26日の開幕投手が決まっている
菅野智之は・・・
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