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【MLB】日本人投手勢がオープン戦で無失点 開幕へ向けて存在感を示す

 

待ちに待った開幕まで残り1カ月を切った。3月に入り、生き残りをかけた実戦が本格化。その中でも今回はオープン戦で結果を残した日本人投手3人の活躍を取り上げる。
写真=Getty Images

カブス・今永昇太 昨季を上回る球速


今永昇太[カブス]


 昨季の課題に対して答えを出そうとしている。カブスの今永昇太が現地時間2月24日のパドレス戦で先発のマウンドに上がった。初回、内野安打と詰まりながらの左前打を許し一死一、二塁のピンチを迎える。しかし、続く打者を空振り三振、内野ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。続く2回は二死から安打を許したものの、後続を打ち取り2回3安打無失点でマウンドを降りた。「少しカウントを悪くする場面もありましたけど、四球を出さなかったのでそこは良かったです」と今季初実戦を振り返った。

 この日、注目を集めたのは、球速だ。最速94.1マイル(約151.4キロ)をマーク。昨年の93.8マイル(約150.9キロ)を上回るなど、順調な調整ぶりを披露した。「フィジカルをしっかり整えて、その上積みに技術。技術が先行してしまうと、器用貧乏みたいになってしまうので、このオフはフィジカルをしっかり見直してきた」と手応えを語った。

 1年目に15勝、防御率2.91の好成績を残し、さらなる活躍を期待された2年目の昨季は、9勝、防御率3.73と成績を落とした。単年契約で迎えた3年目、「これから長いキャリアを積んでいけるように、成績を出したい」と今シーズンに懸ける意気込みを口にした。

アストロズ・今井達也 予期せぬ事態に対応


今井達也[アストロズ]


 アクシデントも難なく乗り越えた。現地時間2月26日、アストロズの今井達也がメッツとのオープン戦でメジャー初登板を果たした。先頭打者を2球で追い込んだが、5球目の外角低めチェンジアップが打ち返され、今井の右すね付近に直撃。ボールは三本間へと転がり、今井は右足をかばいながら追いかけたが、投手強襲の内野安打。初の実戦登板で開始早々の打球直撃というアクシデントも、今井は焦らず後続を三飛と三併打に打ち取り、予定の1イニングを投げ切った。

「楽しかったです。初めて違うチームとの試合で投げられただけで十分かなと思っています」とメジャー初登板を振り返り、「変化球やストレートをゾーンにしっかり投げることが大事。それができたかな」と、10球中8球ストライクの制球力に、手応えを感じていた。イスパーダ監督も「本当に良く見えた。今日はすべての項目をクリアしたと思う。ウォームアップも順調で、ピッチクロックにも問題なかった」。異国の地での初登板でアクシデントがありながらも、無失点で切り抜けた右腕をたたえた。

ナショナルズ・小笠原慎之介 メジャー昇格に向けて


 現地時間2月27日、ナショナルズとマイナー契約をした小笠原慎之介が、アストロズとのオープン戦で8回から登板し、2回を4奪三振と完璧なピッチングを披露。22球中16球がストライクと、テンポ良く打ち取った。まだまだメジャー昇格へアピールを続けていく。
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