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日本ハム・福島蓮 成長見せた1年に 紆余曲折経て先発に定着/2年目の命運

 

手堅く試合をつくれる右腕に


 支配下2年目の今季、福島蓮は着実に成長した姿を見せた。今季初先発となった7月13日のオリックス戦(エスコンF)では、自己最速を更新する155キロをマーク。「だいぶテンポが悪かったんですけど、去年だったら2点、3点取られてたと思う。そこはちょっと成長」と3四球を与えながらも要所でギアを上げて5回4安打無失点で今季初勝利を挙げた。

 後半戦からは完全に先発ローテーションに定着した。直球は安定して150キロ超えを計測し、手堅く試合をつくり続けた。育成から支配下昇格を勝ち取った昨季は10日前後の登板間隔が与えられてきたが、今季終盤には中6日での先発も解禁。シーズン序盤から層が厚かった先発陣に堂々と割って入り、優勝争いの中で欠かせない存在となった。

 “2年目のジンクス”も少し経験した。昨季は12試合に先発して2勝を挙げ、さらなる飛躍を期した今季だったが、春先は球速が出ずに二軍で苦しんでいた。4月中旬から約3週間、実戦登板からも離れて二軍首脳陣やアナリストらとともに原因を追究。コンディションを整え直し、股関節の使い方も見直してスピードを取り戻した。

 出遅れはしてしまったが、決して遠回りではなかった小休止を経て、9月21日のロッテ戦(エスコンF)では無傷の5勝目。昨季の勝利数を上回っている。新庄剛志監督は福島について「6、7、8回で捕まるんで、そこをなんとか踏ん張ってくれたら、さらにいいピッチャーになっていくと思う」と話す。身長190cmの長身右腕には、まだまだ伸びしろがある。

写真=BBM
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