「全国制覇」の看板と自覚を胸に大学で再び栄光を――
昨夏の甲子園で全国制覇を遂げた東海大相模高出身の2人が2月1日、東海大合宿所(神奈川県平塚市)に入寮した。主将・長倉
蓮と侍ジャパンU-18代表の
杉崎成輝遊撃手。
「ここ(合宿所の望星学塾)に来てみて、やっと始まるんだなと感じます」(長倉)、「自分たちが一番下になるので、まずは先輩たちとのコミュニケーションをしっかりとりたいと思います」(杉崎)と抱負の第一声。
この日はプロもキャンプインし、気になるのは元同僚2投手の存在だ。
中日・
小笠原慎之介、
オリックス・
吉田凌。
「野球で一番上であるプロの世界に、仲間が2人も入ったことは事実ですが焦らず、いずれ勝てるよう、充実した4年間にしたい」と杉崎が言えば「小笠原と一緒にやってきたことは自分にとってプラスになるし、また同じ舞台で野球ができるように」と長倉も意気込んだ。
小笠原、杉崎、
豊田寛(国際武道大)が侍ジャパンに入る一方、代表から漏れた長倉は「自分は、何しているんだろう?と思いましたし、悔しい気持ちもありました」と本心を打ち明ける。東海大ではまず定位置を獲り、やがては「野球でも人間面でもレベルアップして、大学ジャパンを目指したい」と力強く語った。
入寮前からすでに部屋割りも決まっており、杉崎の同部屋には昨年、ユニバーシアード(韓国)で金メダルを獲得した大学ジャパン内野手・
下石涼太(2年・広陵高)となった・・・
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