
四国大会王者・明徳義塾高は36年ぶりの神宮大会制覇。馬淵監督は試合後、大会期間中の11月11日に最愛の母が死去したことを告白している/写真=川口洋邦
新戦力を試すことなく「9人野球」で頂点
11月14日、36年ぶり2度目の優勝へ導いた明徳義塾高・馬淵史郎監督は「新チームができたとき、投手も打者も主力が残っていたので、なんとか四国の代表になって神宮大会で優勝を狙おうと意気込んでスタートしました。苦しいゲームもありましたが、こんなにすんなりできるとは……」と振り返る。試合後、11日に最愛の母が死去したことを告白したが、目の前の勝負に徹した。本気で優勝を目指していたことは選手起用の面で顕著に現れており、新戦力を試すことなく、レギュラーの9人のみで3試合を戦い抜いた。
「この大会を勝ち切るには、この9人しかいなかった・・・
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