打撃戦制し北北海道勢では12年ぶり秋の全道制覇

　来春のセンバツ甲子園の選考の貴重な資料となる秋季北海道大会は10月6日から13日まで、札幌円山球場と札幌麻生球場で行われ、白樺学園高が初優勝を飾った。

　白樺学園高は旭川実高との2回戦を打撃戦で打ち勝つと、東海大札幌高との準々決勝では片山楽生(2年)が5安打シャットアウト。札幌龍谷高との準決勝では打線が活発で7回コールドで突破すると、札幌日大高との決勝では逆転勝ちで逃げ切った。白樺学園高は北北海道代表として過去3度の甲子園出場を数えるが、センバツ出場はない。北海道地区の一般選考枠は「1」であり、悲願の「春出場」は有力の立場となった。なお、秋の全道大会を北北海道勢が制するのは、07年の・・・