
▲準優勝に輝いた昨秋の神宮大会で3本塁打を放った強打でも注目を集める
取材・文=岡田浩人 写真=嶋田健一 投げては最速146キロのエース。打ってはバックスクリーン越えの推定140メートル弾を放った長距離砲。昨秋の神宮大会決勝(対沖縄尚学高)で見せた
飯塚悟史の姿は、8点差を逆転された試合結果とともに、ファンやスカウトに強烈な印象を残した。
「あの決勝は、自分の一人相撲で負けました。注目されるのはありがたいと思っていますが、次に見てもらうときに自分がレベルアップしていなければ意味がない。春は成長した姿を見せたいと思っています」
落ち着いた口調。受け答えの誠実さがその人柄を感じさせる。「体の大きな中学生がいる」。そんな飯塚の評判を耳にしたのは2009年の秋。県新人戦で中1ながらエースとして優勝投手に。身長はすでに180メートルを超えていた。その年の夏、新潟県勢として初の全国準優勝を果たしたのが日本文理高だった…
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン