群雄割拠の社会人球界は、18年も予想をし得ない展開となりそうだ。新陣容とともに、高卒、大卒のドラフト候補も多数抱える「アマチュア最高峰」の戦いを展望していく。 文=中里浩章 
17年の都市対抗を制したNTT東日本[画像下]と日本選手権で優勝したトヨタ自動車[画像上]が18年も社会人球界をけん引していくに違いない
4度連続で対戦したライバル物語に注目
17年の都市対抗を制したNTT東日本と日本選手権優勝・トヨタ自動車が主役候補に挙がる。実はこの2チーム、16年の都市対抗から二大大会において4度連続で対戦がある。成績はトヨタの3勝1敗だが、試合はいずれも終盤まで接戦。また16年夏の都市対抗ではトヨタが延長10回の激闘をモノにした勢いで悲願の初優勝を達成し、17年夏は逆にNTT東日本がリベンジを果たすと頂点へ。今後のライバル物語に注目が集まる。
両者の強みは選手層の厚さ。NTT東日本は今夏、補強1人も含めた7投手を起用し、全5試合を継投策で勝ち上がった。大竹飛鳥(関東学院大)や末永彰吾(帝京大)のベテランへの信頼度が高い一方、左腕の
沼田優雅(立正大)や2年目右腕・
堀誠(立正大)など若手にも・・・
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