“あの~”という言葉で思い起こされる強いチームが、どの年代にもあるものだ。夏の聖地に強烈なインパクトを残し、時代をけん引したチームを紹介しよう。 優勝メンバーは背番号正式採用(1952年夏)以前のものは原則として初戦の出場選手をポジション順に配列し、以降は任意。 
初めての春夏連覇を果たした作新学院ナイン。隔離の八木沢荘六[中央]も歓喜の輪に
春夏異なるエースでジンクス破る
選抜王者にまつわるジンクスがあった。「春の優勝チームは夏に勝てない」。事実、61年まで春夏連覇は一度も出ていない。そんな忌まわしきジンクスを破ったのが、62年の作新学院高だった。選抜をエース・八木沢荘六(早大―
ロッテほか)と、遊撃手の
中野孝征(日本楽器―
ヤクルト)を中心とした守りの野球で制すと、夏は開幕日に八木沢が赤痢と分かり、病院に強制隔離。選抜Vのエースを失うが、ここで慌てなかったのは・・・
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