
筒香嘉智・28歳・外野手/写真=小山真司
ベイスターズ打線の四番に、そして、チームの中心にどんと腰を据えるのが、この男だ。本人の口から「三冠王」というワードが出ることはない。目標として語るのは「数字よりもチームが勝つための打撃にこだわりたい」の“お決まりの”フレーズのみ。
2016年には44本塁打、110打点で打撃2冠を手にし、チームを球団初のCS進出に導いた。主砲があのシーズン以上の存在感を発揮すれば、チームの21年ぶりの優勝も近づいてくるはずだ。それが分かっているからこそ、周囲が“三冠”を期待してしまうのは仕方がないことだろう。今シーズンは、腰をグッと沈め、前傾した構えからノーステップ気味に打ちにいく。「中身が変わった結果、自然とこの形になりました」と表現する“19年型の打撃フォーム”で頂点を目指す。
昨秋の年俸交渉では将来的なメジャー挑戦を球団に伝えた。キャプテン就任5年目の19年を、集大成のシーズンにしたいところだ。