いよいよ間近に迫ってきた2019ドラフト会議。ここでは過去の指名傾向と抽選の“強さ”を振り返りながら、今年の12球団のドラフト戦略と1位指名を展望していく。 写真=BBM 
昨年の藤原をはじめ外れ1位も含めて8回も抽選を引き当ててきた
過去10年で12回の抽選に挑み、8度の当たりクジを引き当てている。昨年のドラフトでも3球団が競合した
藤原恭大を
井口資仁監督が見事に引き当てており、12球団最高の勝率67%という実績を引っ提げて、今年も競合をいとわずトップクラスの人気銘柄にアタックしていくだろう。
松本尚樹球団本部長は「将来性のある若いピッチャー」がドラ1候補であることを明言している。
奥川恭伸(星稜高)もリストには入っているが、底知れぬポテンシャルを秘める
佐々木朗希(大船渡高)に最上級の評価を与えているようだ。面談解禁初日の10月3日には、東北担当の柳沼強スカウトに加え
永野吉成チーフスカウトも大船渡高を訪れて猛アピール。永野チーフスカウトは「日本を代表するピッチャーになる。1位じゃないと取れない」と絶賛し、1位指名の本気度の高さを示した。
第1回入札で抽選を外した場合、左腕不足というチーム事情を鑑みれば
及川雅貴(横浜高)や・・・
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