ヤクルト、広島、楽天の新監督が発表され、各チームのスタッフの顔ぶれも続々と固まってきた。ドラフトを経て、今後はFA選手の争奪戦やトレード、新外国人の獲得へと局面が移っていくが、だんだんと各球団が描く、2020年の陣容の青写真が見えてきた。それぞれのチームの新機軸は?そして戦力アップを果たしそうなのはどのチームか?12球団のプランを読み解いていく。 ※状況は11月2日現在。2020年戦力見込みは編集部による 
補強よりも福田の残留が第一。工藤監督も直談判するなど全力を尽くす
3年連続日本一を果たしたが、レギュラーシーズンは2年連続リーグ2位に終わった。V逸最大の要因が主力陣に故障が相次いだことにあるため、リーグV奪還に向けてはケガへのリスクマネジメントが最優先にはなる。
とはいえ、チーム防御率(3.63)はリーグトップに対して打率(.2510)は同3位。本塁打数は首位・
西武よりも9本多いにもかかわらず得点は174も少ないことなどに鑑みると、攻撃力アップを図りたい。そこで、目をつけるのが西武の
秋山翔吾とヤクルトの
バレンティンだ。10月29日に海外FA権を行使した秋山はメジャー・リーグへの移籍を希望しているが、国内に残留する場合に備えて動向を注視。FA権を行使しなかったバレンティンも保留者名簿から外れた時点でアプローチを開始する模様だ。彼らの加入により、外野が堅固になるだけでなく、
中村晃を一塁に回すなどさまざまなオプションが可能に。攻撃のバリエーションが増える。
その一方で・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン